スポーツ

2007年5月22日 (火)

相撲:怠惰と興奮

たまに仕事が空くと相撲を観に行きます。僕の相撲歴は長く、かれこれ25年以上です。まだ駆け出しのエンジニアの頃、残業でいつも帰宅は夜の11時。缶ビールを開けて今は放映が終わってしまった「大相撲ダイジェスト」を見るのが楽しみでした。大相撲の場所は今の両国国技館に移る前に蔵前にあったのです。かつての名横綱「栃錦」の春日野親方が理事長の時代に命運をかけて建立した両国国技館。夜の相撲で10年ほどビール観戦していたのですが、両国に移ってやっと念願かなって国技館での観戦にこぎ着けました。

当時はバブル全盛期で、御茶屋さんを通さないとチケットが買えない状況です。父の会社がある相撲部屋のサポートをしていたことから御茶屋さんを紹介してもらい、やっと2階席最前列を手に入れました。当時1席2万円ほどでした。御茶屋さんは席に案内をしてくれて、飲み物や食事をサービスしてくれます。事前情報で5千円ほどの心付けを準備していきました。

お酒を含めて飲み物はほぼ飲み放題。歓声に包まれて気持ちよくなり、飲みまくったおかげで取り組みの記憶は遠い彼方になってしまい、挙げ句の果てに夜の11:20に始まる大相撲ダイジェストで結果を確認する有様。まぁそんなデビューでした。ちなみに横綱は千代の富士と大乃国。

時は過ぎてバブルもはじけ、相撲ブームもだんだん下火になり、平日に行けばまず間違いなく当日券が手にはいるようになりました。そこで僕の観戦王道が完成されたわけですね(笑)。まぁ本当の相撲ファンは朝から観戦するのでしょうが、そこまではまだ入り込んでいません(ちなみに朝8:30から取り組みは始まります)..

まずお昼まで仕事をして昼食を取らずにデパートの地下にお総菜を買いに行きます。ついでにお酒売り場で吟醸酒やワインなど、その時節にあわせて仕入れます。あとはそれを持ち込むだけ。時間はほぼ午後1時から2時頃に入場です。

ビールは国技館で冷たく冷えたのを購入して乾杯。ひたすら食べながら飲みます。1時から6時まで5時間の長丁場です。いつもテレビ観戦している人は「とんでもない」と思うでしょう。ところが、その5時間は国技館で観戦するとまさに「あっという間」なのです。たとえばお花見で気がついたら5時間経っていた、なんてことはよくありますよね(えっ?自分だけ)。まぁ昼に飲み始めたのに気がついたら暗くなっていた。それと同じですよ。

なんと言っても360度、周りから聞こえる歓声。力士の力強い取り組み。おいしいお酒。あっという間!ここ数年は外人の同僚をよく連れて行きました。彼らは本当に楽しんで帰ります。そう、僕がスペインで闘牛観戦をしたときと同じ...

さて本題です。今日は出張がドタキャンされましたのでいざ出陣です。しかし....最近の大相撲はつまらない、はっきり言って。要因は様々あります。ハングリー精神のない日本人と対照的な外人力士の台頭。昨今は八百長問題報道。真偽はともかくとして、今日の取り組みは全然おもしろくない。救われたのは幕下の力士達の真剣な勝負です。十両、幕内の無気力相撲はなんなんだ!とがっかり。

みんな簡単に土俵を割ってしまう。歓声が沸く暇もない。これじゃぁ八百長してんじゃないの、と疑惑が沸いても仕方ないよ。まぁでも美味しいお酒を飲みながら360度の歓声に包まれて「ガチン」とぶつかる力士達を眺めていると日本人でよかったなぁ、としみじみ思います。これは正直な感想。日本中から相撲を見に来るお客さん達の歓声はとてもありがたい。

今日の怠惰な取り組みの締めは横綱「朝青龍」と「安美錦」。いろんな報道もあり、朝青龍はどうも人気に陰りがある気がします。というのは仕切りの最中に誰も「朝青龍!」とかけ声をかける人はいない。ほぼ全員「安美錦!」だし、中には「あんな横綱ぶっつぶせ!」とおっしゃるお父様も。そんな中、淡々と仕切る横綱。威厳があり、どう見ても勝ちそう。で友人には「万が一横綱が負けたら座布団が飛ぶよ!」とこっちは冗談。

さて時間となり行司の軍配が返ります。大歓声。「ガツン!」とぶつかり...一瞬の不意をついて二人が倒れ込む。瞬間朝青龍の体が裏返るのが見えた。歓声は最高潮となりその刹那、座布団が乱れ飛び!僕たちも立ち上がって思いっきり座布団を投げました。「ウオォ!」という叫び声を上げて。それが1分ほど続き、気がついたときには力士は退場して弓取り式に。でも興奮は冷めやらず、弓取り力士にまで座布団が飛んでくる始末。2列ほど間にいた、どうみてもアメリカ人集団は何が起こったのかわからないまま不用意に立ち上がり、その結果後ろから飛んできた座布団が直撃!

お酒を飲みながらまったりとして、多少の不満が残る10日目の取り組みでしたが、この最後の1番ですべてが吹き飛んだ。興奮して誰もが「おもしろかった」と言い合っています。僕も「来てよかった。ストレスが吹き飛んだ。」なんて。

横綱が負けて座布団を投げる、いったい確率的にはどんなものでしょうか。15日取り組んでせいぜい2回でしょう。しかも悪役横綱。いや本当におもしろかった。

Sumo20070502

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2005年10月21日 (金)

城ヶ島

Jogashima1

いきなりですがこれは何でしょう??

ちょっと前の話になりますが、城ヶ島にダイビングに行きました。朝5時半に近くのマリーナに集合して6時に出航。東京湾を抜け出して城ヶ島まで32フィートのボートで一気に航海します。約2時間で城ヶ島に到着。

そして準備をして午前中2本ダイビングをしました。その時に撮った私のレギュレーターから吐き出された空気の「泡」。私はどちらかと言うと「地形派」なので魚さんたちよりこんな写真撮って楽しんでいます。

でもちゃんとお魚さんも撮ってますよ。Jogashima2 当日は天気もよく、海の中も明るいのでいろんな魚を見ることが出来ました。なかにはご当地の主のサメもいました。「地形派」としてはなかなか魚の名前が覚えられずそれらを披露することができないですが....

城ヶ島の楽しみはダイビングの後の食事。食堂(あえてレストランと呼ばず)が何軒も連ねており、その一軒でいつもマグロづくしを食べます。そのカマがこれです。

Jogashima3

大きいの何のって。もちろん全員で解体して「完食」です。コラーゲンたっぷり、ということで目玉の周りが女性が率先して召し上がっていました。

皆さん、また来夏もよろしくお願いします!

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