京都

2013年4月18日 (木)

京都の酒にこだわる貴与次郎

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京都は2012年12月26日の市議会で「乾杯は日本酒で行う」との条例を全会一致で可決したの、ご存知でしょうか?「京都市清酒の普及の促進に関する条例」で市長もブログに書かれています。そこで我々も京都で乾杯すべく行ってきました。選んだ店は京都の日本酒しか扱わない、という強者である「貴与次郎」です。

カウンターが4、5席。テーブルは3つの目の行き届くサイズ。シンプルで落ち着く内装です。

さて乾杯はどうしようか、と選んだのが桃の雫の大吟醸。

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竹筒に入れられてお酒でちゃんと乾杯をしました(証拠写真)。

料理は文句なしです。

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全国から直送された素材が活きています。ホタルイカは甘く柔らかい。

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鯛はねっとりと甘く、鰹は初鰹!。ウニは、すみません痛風なのでMさんに差し上げました。

お酒は濁り生酒の「月の桂」。

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ビール好きのMさんもこの日は「日本酒しか飲まない」と宣言をしてお互い顔を火照らせながらグイグイと酒が進みます。そういえば月の桂は私の大学時代の友人のお母様の実家だったので、彼の結婚式では盛大に振る舞われたのを思い出しました。

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私が肉が食べられないということで鮭の幽庵焼きに山芋とイクラがけになりました。イクラも大半が食べられなくて残念ですが、これ親子盛りですよね。

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旬の筍は柔らかく、味もしみて美味。

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蛤のみそ汁にピカピカと光るご飯。

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最期は月桂冠の純米酒を熱燗で。ちなみに月桂冠、東京では良い銘柄に巡り会いませんが、実は資金をつぎ込んで旨い酒も造っているんですよ。

銘柄は忘れましたがもうひと種類のお酒も飲んで二人で4合いただきました。

大将も女将さんもとてもサービスがよく、予約した私の名前でずっと呼んでいただけました。そういう気配りがとても良い印象に残るんですよね。

料理も京都のお酒も堪能した夜でした。

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2013年3月11日 (月)

京都マラソン

2013年3月10日「第2回京都マラソン」。この大会に向けて今年はトレーニングをやりきった気持ちで京都に向かった。結果はちょっとほろ苦い気分を味合うものだった。

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前日の京都は気温が23度と5月並。しかし当日は雨の予報があり、最高気温が16度で、日中の最低気温がそこから10度ほど下がるもの。あいにく自宅からランニング用の水を通さないウィンドブレーカーと薄めの手袋を忘れたのに気づいたのは当日の朝。苦肉の策でトレーニングで使っている長袖の上にこの大会の為に買ったアシックスの新作のウェアを着る事にした。これがタイムに影響を与えるとは....。

私は皆さんに申し訳ないけど被災者枠で抽選なし、支払いなしで登録されている。今回も被災者枠があることで二度と走らない、と昨年決めたのにまたエントリーした次第です。ありがたいのはスタート前に3.11の被災者の方のための黙祷があること。京都では当時風評がひどくて、福島県時代の高校の同級生(京都在住)が「京都の人間にはあいそつきた」と言わしめるほど、放射能には全然関係のないものまで敬遠する風潮があったらしい。その京都で黙祷をすることが(福島県出身の)私には救われる。

今年の目標は4時間30分。1ヶ月以上前の30キロトライアルで3時間13分なので達成可能だと思った。このタイムなら昨年より1時間近く縮める事となる。昨年は5時間18分。

スタートは順調だ。1キロの通過タイムが6分と20秒ほど。キロ6分をキープが自分の鉄則だけど、スタートはどうしても混雑で遅くなる。3キロは18分30秒。悪くない。

8:30スタートから30分も経つと暑さで汗がにじみ出てきた。昨年の失敗を思い出して、すぐに脱ぐ事にした。しかしゼッケンをつけておく必要があるので、沿道に退避して半袖と長袖を脱いで、半袖を来て長袖を腰に巻く事に。これに手間取る。3−4分使ってしまった感じ。ウィンドブレーカーなら走りながらさっと脱いで巻けば良い。

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昨年同様、京都嵯峨芸術大学では素敵な応援が!

「京都マラソン」と銘打っていて京都らしい景色はなかなか少ない。竹やぶは本の一瞬だけど。

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そうそう、これはまさに京都ならでは。

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お坊さんが横断幕を持って手を振ってくれています。結構元気出ますね。ありがたい。

走り始めて1時間30分ごろに空が暗くなり、いきなり大粒の雨が降ってきた。帽子もウェアもシューズもびしょ濡れ。そんな状態がだいたい10分から15分続いた。危ないのでカメラの入ったポーチはウェアの中に退避。

その後雨は小康状態になるも、降り続く。そのうえ北風が吹いて体温を奪い始める。浦安のトレーニングで風はお手のもの。気にならない。でも気になるのが体温の低下。冷えてトイレの問題も出てくる。膀胱が縮むんでしょうね。結局2回トイレに行ってしまうことになった。

この大会は坂が多い。勾配はそれほどでもないが、長距離の坂。坂対策をやっていたつもりだけどこれがだんだんと負担になってくる。特に大変なので宝ケ池の坂。これは走るというか早歩きでやりすごした。

登りきると給食が。

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4種類ほどの生八つ橋。少し心が落ち着く。

そしてこの勾配を下り。

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登りもそうだけど、みんなよく走るなぁ、と関心。この低い雲は盆地の京都ならではなんでしょう。

坂を降りて落ち着いたところで風に負けてしまい、腰に巻いた長袖を着る事に。また脱いで着てを。ここでも時間を取られる。

そしてこの大会の「不評」なコースがここ(下写真の左側がコース)。

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鴨川沿いの土。雨が降るとグチョグチョに。この日は昨日の天気でかなり乾燥していたようで、適度に雨を吸収してくれていた。

頭が下がるのがこのボランティアの皆様です。我々は走っているからまだいいけど、この風雨の中立ったまま何時間もサポートしてくれるのは大変だと思う。本当にありがたい。若い人が多いのは学生が多いこの京都ならではなんだろうな。

さて内容。25キロまでは好調だった。4時間30分を少しオーバーするぐらい。残り10キロで体力が残っていたら少しスピードを上げれば挽回できると思っていた。

しかし20キロ地点からあり得ない左ひざ痛が出始めて気になる。結局25キロで両膝に。30キロランでは出なかったのに。大会の雰囲気と坂のせいだろうか。

耐えられなくなって30キロで失速。キロ6分がキロ8分ほどに。残り8キロほどは1キロ毎に「あと何キロ」とつぶやくしまつ。

残り2キロで時計表示があり、今の自分の状況を客観的に見て愕然とする。あと2キロを12分で走らないと5時間を切れない。

そこで加速をするが、500メートルと続かない。以降は「加速」「減速」の繰り返し。

残り500メートルで昨年天国に行ったボーダーコリーのリンちゃんが現れる。この2回ほどの大会で苦しくなると出てくるようになった。実は前日に京都市内で同じサイズのボーダーコリーを散歩している人に出会った。そんなこともあり思い出したのか。私はこの現象を「リンの降臨」と密かに名付けています。

リンちゃんは私を振り向きながら先に走り、「お父さん先に行くよ。ほら頑張って。」と励ましてくれているの。次第に涙が込み上げて来る。「リンちゃんありがとう。でも全然ダメだ。」と力が入らない。

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ゴールをしてみたら5時間2分。自分の時計では4時間51分。この差はスタート地点までの時間差と、トイレタイムで時計を止めていたから。

とにかく昨年よりも30分ほどタイムは縮めたもののやりきった気持ちになれなかった。昨年よりトレーニングをして、それでもこれかよ、と自分を責める。

ただ自分の力が少しついたな、と思ったのは足が痛かった割には引きずるほどになっていないこと。昨年は階段が登れなかったけど、今年は全然そんな事はない。ダメージが少ないということ。逆に考えるともっと頑張れたのか。

しかしこれ以上のタイムを出せる気がしない。仕事をしながらランニングのトレーニングの比率を高めるなんて考えられない。早朝会議は週に2回ほどあるし、9時前に帰宅はなかなか難しい。年末はギターの発表会があるので朝と夜はギター弾きたいし、週末試合があればサッカーに関わっていたい。

いったい記録の良い皆さんどうしているのでしょうか?よきアドバイスをお願いします。

来年はたぶん東京マラソンにチャレンジします。チャリティーです。今回ランニング仲間と話していて、「京都に移動してきて、ホテル代を払い、外食をして結局10万円近く使ってるよね。」と言われて「なるほど、そういう考え方もある」と妙にチャリティー10万円について納得をしたのです。チャリティーはちゃんと使い道が支援の為になされているし、そう考えると「なんで10万円」と聞かれたときに答えられる。うん、そうしよう。

と疲れているのに前向きな私です。

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2012年5月 5日 (土)

京都の遅咲き桜

4月18日ごろに京都に出張に行った時の桜がとっても奇麗でした。ソメイヨシノは終わっていたのですが、京都は様々な桜があり、しだれ桜や八重桜が満開だったのです。

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タクシーの運転手さんのおすすめは原谷苑。朝早めに行ったのでそれほど混雑はありませんでしたが、ソメイヨシノが満開の頃は付近が渋滞し、苑の中も人の群れ、だったそうです。
しかし遅めの春でも桜はとっても奇麗に咲き誇っていました。

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(クリックして拡大)

それでもそれなりに人は多かったのですが、少し小さな小道にそれると上のようなこんなしっとりとした風景に出会いました。ほどよく花びらが散って小道に舞い、周りの緑とのコントラストも奇麗です。

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これぞ桜の小径ですねぇ。

さて、夜は白川。これが好きなんですよ私。祇園の風情があり、この小さな川は時間を大きく過去に引き戻してくれるようです。

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向かって左側には料亭やバーが立ち並んでいます。
ちょっと覗き見してみましょう....

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こちらはお座敷のようです。芸妓が舞を踊っているのが垣間見えます。

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ちょっとプライバシーに配慮してぼんやりと。ここはカウンター割烹のようでした。皆さんお酒やワインを片手に料理と会話を楽しんでいらっしゃいましたよ。

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ゆったりとそぞろ歩きしながら風情を楽しんでいると、ここだけ時間を置き忘れた感覚に陥ります。

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最後はいつものジャズバー「ハロードーリィ」で喉を潤しました。桜のリキュールを垂らしたラフロイグのソーダ割りなんです。独特の強い香りのアイラウィスキーとほんのりとした桜の香りがミスマッチしていて「いやこれは今だけだし」と一期一会を楽しみました。

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2011年4月23日 (土)

京都:茶房「白い花」

スマート珈琲店で日経新聞をなんとか読み終えたのですが、やはりちょっと落ち着かずホテルに戻る事にしました。

同じ道を歩いても仕方ないので狭い道に入って歩き出したとたん、すごい老舗の感じがある蕎麦屋さんを見つけました。

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朝なので暖簾がでておらず、店名も不明。しかし次回はここに来なければ!と思わせるに充分な風格。

写真を撮ってまた歩き出すと落ち着いたたたずまいの喫茶店の前を通り過ぎました。
あれ?と思って引き返したのがこちら、茶房「白い花」なのです。

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中を覗くとお客さんは誰もいない。これは落ち着きそうです。もう一杯コーヒーを飲もう、と入店しました。カウンターに優しげで寡黙な親父さんが一人。

コーヒーはたったの380円です。

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コーヒーは値段を考えると大正解と言っていいでしょう。静かな中でゆったりとしたギター音楽がかかっています。入り口にあるスポーツ新聞と雑誌は大衆的なものが多く、一般新聞はないのですが、まぁそれはそれで問題ないです。新聞ぐらい持ってくればよし。

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ほどなくお客さんが新聞を持って入って来てカウンターに座りました。やっぱこれだよね、と思わせるいい感じになってきます。

私は窓側でしたが、窓の外はお寺の土塀なのでせわしい風景にも惑わされないし、ここなら落ち着いて新聞を読んだり、本を読んだり出来ますね。

レジにいろんなチラシがあったのですが、ここは生演奏をすることがあるようです。フルートと和楽器など。そして地元の写真サークル。
こんな喫茶店が地域にあることがとってもいいんですよね。
私が自分で喫茶店をやる時には、こんな役割、つまり地域を交流が出来る場を作りたいのです。いつになることやら、ですが。

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京都:スマート珈琲店

ホテルで目覚めたのは午前7時。ホテルの朝食も悪くないけどせっかくだから京都の老舗珈琲店に行こうとネット検索したら1ブロック先にありました。

スマート珈琲店です。

昭和7年創業。スマートとは「気の利いた」というネーミングだそうです。

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8時開店。ホテルを8時10分に出て歩く事およそ5分。「これは絶対最初の客だ」と思ったのは無理もありません。大通りに面した他のカフェはガラガラだったのです。
アーケードの一角にある小さな入り口。町家のサイズなんでしょうか。奥は深いのです。
しかし、ほぼ満席でした。一番奥の小さなテーブルになんとか案内されました。

お客さんは観光客が多いのか?2、3名のグループの方が中心で、マエダコーヒーのように新聞を読んで朝を過ごす男性客、というのは結局私一人でした(笑)。

あらかじめHPで見て来たので、注文する朝食は決めてありました。それはタマゴサンドです。
柏井ひさしさんの「ふらり京都の春」でコロナの卵サンドが紹介されているのですが、それが記憶にあり思わず注文です。

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これが京都風タマゴサンド、なんでしょうか?東京でいう所のタマゴサンドとは似て非なるものです。卵だからもちろん成分(?)は同じでしょう。でも京都のタマゴサンドは「卵焼き」なんです。柏井さんの紹介する卵サンドはパンから卵焼きがはみ出しています。こちらのタマゴサンドも「ドッカン」と卵焼きが挟まっています。

そして東京で思う卵焼きと味付けは違います。私のイメージはちょっと甘辛ですか。京都の卵焼きは出汁巻き卵文化ですかね。この卵全然甘くないし、かといってオムレツみたいにケチャップがあるわけでもなくきわめてシンプル。

お店でサービスをする女性3名のすぐ近くに座ったのですが、きびきびと動いています。そのため私は全く落ち着かなかったです。

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2010年10月31日 (日)

町家に泊まりました

Kさんが最近関わっているビジネスの一つがタイムシェア型の住宅(別荘)です。ちょうど今週(10月29日)がお披露目の日。京都に町家を改装して2棟を物件として紹介されています。

その物件に顧客候補として泊まらせていただく、というお話だったので早速日程を決めてお世話になった次第です。

泊まったのは新町にある物件。

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入り口は狭いが奥行きがある、というのが町家の特徴らしいです。なんでも昔はこの入り口の広さで税金が決まったとか.....。

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この通りは祇園祭の鉾が通る道だそうです。この2階の和室からその鉾が「触れるぐらい近く」を通るらしく、1週間単位のこのタイムシェアの週、祇園祭のスロットが一番高価とのこと。私には全く手が出る値段ではありませんが。

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和の中で落ち着いたベッドルームはゆったりと心地よい眠りを誘います。

 

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実はここ、奥の庭以外にも小さな中庭が。夜は酔っていて写真を撮れませんでしたが、ライトが当たるととても落ち着いた雰囲気になる小さな庭が玄関の奥にあります。ここでウィスキー飲みながら「ふぅー」っとため息をついて眺めているのが最高の過ごし方と私は思ったのです。

泊まらせていただいたので一応宣伝をば。
Shareluxeさんは現在バリ島と京都にタイムシェア型の住宅を展開されています。
お問い合わせはHPまで。

続きを読む "町家に泊まりました"

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2010年10月30日 (土)

京都「マエダコーヒー本店」で朝食

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宿泊した宿からあるいて5〜6分のところに「マエダコーヒー本店」がありました。実は前日に散歩してみつけておいたのです。

イノダコーヒーもそうですが、なんか京都の老舗の珈琲店は東京と違うんですよね。もちろん京都にもたくさんのチェーン店が流行っていると思います。だからすべてが違う、とは言いませんが。
これは文化なのでしょうかね。前田珈琲のHPを見ると「京都では、日常を珈琲屋で過ごす」と出てきますよね。そういった雰囲気は感じました。

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この日は朝の8時半ですが、お客さんはちらほら。一人で新聞を読みながらゆったりしている男性。ちょっとおしゃべりをしながらパンを頬張っている女性3名。うるさくなく、静かすぎず、程よい喧噪と言いましょうか。
珈琲は(あえて漢字ですね)少し苦めだけどゆったりと立ち上る香ばしい香りがさらに落ち着きを与えてくれました。

私はクロワッサンの卵サンド。

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思ったよりしっかりとマヨネーズがきいていました。

朝、ゆったりとした気分で新聞を読みながらここで朝食を摂る、というのは理想的だなぁ。
昨日を振り返り、その日の予定を立てながら読みたい本を考えたりして。とてもクリエイティブな一日を始められそうな気がします。

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2010年10月29日 (金)

京都「bar穂波」

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「くろちく」本社の1階にある「bar穂波」。Kさんがこの「くろちく」さんとビジネス協業をしている(これもまた後ほど)関係から、この夜の締めはbar穂波と相成ったのでした。

場所は三条烏丸通から入った比較的小さな通りに面しています。作りが古い建物のようで、バーももちろん落ち着いた和風のたたずまいです。

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私が頼んだのはいつもの「スモーキーなスコッチをソーダーで割ってより香りがたつように」。

ここではアードベックをチョイスしてくれました。

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Kさんはジントニック。

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マレイ・マックデヴィッド(Murray Mcdavid) の瓶詰めモルトがたくさんありました。

以下引用

ロンドンに本拠を構える。フィルターの使用、カラメル着色を行わず、全てのボトルを46%に調整して発売している。2000年、ブルイックラディ蒸留所を 共同で買収したのはこの会社である。また、マッキンタイア(Mclintyre)という瓶詰業者名のボトルが時折日本でも出まわるが、このボトルはマレ イ・マクデヴィット社がドイツの輸入会社のために瓶詰しているもので、全てがカスクストレングスである。

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2010年10月25日 (月)

京都「くろすけ」の豆腐料理

仕事があり関西方面に出かけました。週末がかかっていたので京都で一泊。昔からの日本酒の友、Kさんが仕事で京都に泊まる事を提案してくれたのです。そのお話もあとでするとして、この日の夜は上七軒のある豆腐料理「くろすけ」で豆腐三昧でした。

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上七軒は京都で最も古い花街です。もとをたどれば豊臣秀吉が大きな茶会を開いた際に、7軒のお茶屋さん(主に団子とお茶)を開いたのがはじまり。近くに北野天満宮があります。

Kさんおすすめの豆腐料理を堪能しました。

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大豆は富山のものを使用し、こちらで豆腐にします。それを聞いた富山出身のKさん、お酒は迷わず立山のぬる燗を頼みました。

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湯葉と白身のお造り。湯葉はしっかりとした堅さで、決して「とろり」としたものではないのですが、これがその通りしっかりとした大豆のうまみを含んでいます。

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手前がおから、左がカボチャの豆腐、そして奥がごま豆腐。立山のぬる燗との相性は抜群でした。特にごま豆腐はごまのうまみが凝縮していて、口の中に一杯に広がるとろりとした食感がたまりません。

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焼きものは「のどグロ」。これは金沢から届いたもの。私のルーツは石川県なのですが、のどグロを食したのはこの数年です。というのは東京にやっと登場してきたからです。父親の故郷とはいえ、お墓のある父の実家以外にはあまり行く事がないのチャンスがありませんでした。こののどグロ、脂がのっていて秋を感じました。

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そして出てきたのが豆乳の鍋。豆乳を練り込んだこんにゃくが忍ばせてあります。最後の汁の一滴まで飲み干してしまいました。

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デサートはもちろん豆乳のムース。とろりとしています。

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時間が早かったせいでまだお客さんが少ない。ちょっと貸し切り気分で静かでした。

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入り口には昔使った井戸があります。そこのあった芸舞子の団扇。

都会のざわざわとした気分を抱えたままに夜の京都駅に降りると、私は自然にため息が出てしまいます。それはなにかホッとする気持ちから出たもの。いろんな事柄から解放されて、心を落ち着かせて。たった一晩ですが。

 

 

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2010年4月19日 (月)

源光庵

またまた桜の季節に桜のないお寺に...。タクシーの運転手さんの案内で向かったのは源光庵です。

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Wikiには次のように記載されています。
「1346年(貞和2 年)に臨済宗大徳寺の徹翁義亨の隠居所として開基。当初は復古堂と呼ばれた。その後、1694年(元禄7 年)に卍山道白により曹洞宗に改宗された。」

このお寺は紅葉がすごく美しいことで有名です。たとえばこの窓。二つあって、丸い窓が悟りの窓、四角い窓が迷いの窓(写真は丸)だそうです。

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紅葉の季節にはこの窓の外が紅く燃えるそうで、そのポスターなどがあちこちに張られていました。この日はもちろんすいていて、この悟りの窓の前で静かに一人、座って瞑想することが出来ました。

さて、これはなんだか分かりますか?

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真ん中よりちょっと右に足跡が。(クリックして拡大)

なぜ天井に足跡が...

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これは血、です。「血天井」。以下はあるHPからの引用です。

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慶長5年(1600)、関ヶ原の戦いの直前、徳川家康は会津の上杉景勝討伐に向かうため、留守居として鳥居元忠(1539~1600)以下2000名に伏見城を守らせていた。すると家康が京を離れた隙を狙っていた石田三成の軍勢9万が伏見城を攻撃!鳥居元忠とその部下は三成軍を少しでも長く京に留まらせ、会津まで援軍に行かせないようにと奮戦したが8月1日遂に力尽き、落城の際に鳥居元忠ら380名以上が自刃(元忠は討ち死にとの説も有)。鳥居元忠達の遺骸は関ヶ原の戦いが終わるまで約2ヶ月もの間、伏見城に放置され、その血痕や顔や鎧のあとが縁側の板に染み付き、いくら拭いても洗っても落ちなくなった。そこで、縁側からその板を外し、供養のため寺に移した。その際に床を、足で踏む床板にしては供養にならないからと、天井にして手厚く供養しているものがいわゆる「血天井」として京都各地に今も残っているのである。

京都案内のHP「ときじくの香の菓」より

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この足跡以外にも手の跡もあるのです。400年にもわたり供養されているのですね。揺れ動く歴史を目の当たりにして感動すら覚えます。

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桜がないため、観光客が少ないこの季節は貸切で庭を観ながら和めます。

都会の喧騒を忘れて、ゆったりと自分探し、なんていかがでしょうか?

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