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2013年3月11日 (月)

京都マラソン

2013年3月10日「第2回京都マラソン」。この大会に向けて今年はトレーニングをやりきった気持ちで京都に向かった。結果はちょっとほろ苦い気分を味合うものだった。

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前日の京都は気温が23度と5月並。しかし当日は雨の予報があり、最高気温が16度で、日中の最低気温がそこから10度ほど下がるもの。あいにく自宅からランニング用の水を通さないウィンドブレーカーと薄めの手袋を忘れたのに気づいたのは当日の朝。苦肉の策でトレーニングで使っている長袖の上にこの大会の為に買ったアシックスの新作のウェアを着る事にした。これがタイムに影響を与えるとは....。

私は皆さんに申し訳ないけど被災者枠で抽選なし、支払いなしで登録されている。今回も被災者枠があることで二度と走らない、と昨年決めたのにまたエントリーした次第です。ありがたいのはスタート前に3.11の被災者の方のための黙祷があること。京都では当時風評がひどくて、福島県時代の高校の同級生(京都在住)が「京都の人間にはあいそつきた」と言わしめるほど、放射能には全然関係のないものまで敬遠する風潮があったらしい。その京都で黙祷をすることが(福島県出身の)私には救われる。

今年の目標は4時間30分。1ヶ月以上前の30キロトライアルで3時間13分なので達成可能だと思った。このタイムなら昨年より1時間近く縮める事となる。昨年は5時間18分。

スタートは順調だ。1キロの通過タイムが6分と20秒ほど。キロ6分をキープが自分の鉄則だけど、スタートはどうしても混雑で遅くなる。3キロは18分30秒。悪くない。

8:30スタートから30分も経つと暑さで汗がにじみ出てきた。昨年の失敗を思い出して、すぐに脱ぐ事にした。しかしゼッケンをつけておく必要があるので、沿道に退避して半袖と長袖を脱いで、半袖を来て長袖を腰に巻く事に。これに手間取る。3−4分使ってしまった感じ。ウィンドブレーカーなら走りながらさっと脱いで巻けば良い。

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昨年同様、京都嵯峨芸術大学では素敵な応援が!

「京都マラソン」と銘打っていて京都らしい景色はなかなか少ない。竹やぶは本の一瞬だけど。

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そうそう、これはまさに京都ならでは。

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お坊さんが横断幕を持って手を振ってくれています。結構元気出ますね。ありがたい。

走り始めて1時間30分ごろに空が暗くなり、いきなり大粒の雨が降ってきた。帽子もウェアもシューズもびしょ濡れ。そんな状態がだいたい10分から15分続いた。危ないのでカメラの入ったポーチはウェアの中に退避。

その後雨は小康状態になるも、降り続く。そのうえ北風が吹いて体温を奪い始める。浦安のトレーニングで風はお手のもの。気にならない。でも気になるのが体温の低下。冷えてトイレの問題も出てくる。膀胱が縮むんでしょうね。結局2回トイレに行ってしまうことになった。

この大会は坂が多い。勾配はそれほどでもないが、長距離の坂。坂対策をやっていたつもりだけどこれがだんだんと負担になってくる。特に大変なので宝ケ池の坂。これは走るというか早歩きでやりすごした。

登りきると給食が。

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4種類ほどの生八つ橋。少し心が落ち着く。

そしてこの勾配を下り。

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登りもそうだけど、みんなよく走るなぁ、と関心。この低い雲は盆地の京都ならではなんでしょう。

坂を降りて落ち着いたところで風に負けてしまい、腰に巻いた長袖を着る事に。また脱いで着てを。ここでも時間を取られる。

そしてこの大会の「不評」なコースがここ(下写真の左側がコース)。

Kyoto201309

鴨川沿いの土。雨が降るとグチョグチョに。この日は昨日の天気でかなり乾燥していたようで、適度に雨を吸収してくれていた。

頭が下がるのがこのボランティアの皆様です。我々は走っているからまだいいけど、この風雨の中立ったまま何時間もサポートしてくれるのは大変だと思う。本当にありがたい。若い人が多いのは学生が多いこの京都ならではなんだろうな。

さて内容。25キロまでは好調だった。4時間30分を少しオーバーするぐらい。残り10キロで体力が残っていたら少しスピードを上げれば挽回できると思っていた。

しかし20キロ地点からあり得ない左ひざ痛が出始めて気になる。結局25キロで両膝に。30キロランでは出なかったのに。大会の雰囲気と坂のせいだろうか。

耐えられなくなって30キロで失速。キロ6分がキロ8分ほどに。残り8キロほどは1キロ毎に「あと何キロ」とつぶやくしまつ。

残り2キロで時計表示があり、今の自分の状況を客観的に見て愕然とする。あと2キロを12分で走らないと5時間を切れない。

そこで加速をするが、500メートルと続かない。以降は「加速」「減速」の繰り返し。

残り500メートルで昨年天国に行ったボーダーコリーのリンちゃんが現れる。この2回ほどの大会で苦しくなると出てくるようになった。実は前日に京都市内で同じサイズのボーダーコリーを散歩している人に出会った。そんなこともあり思い出したのか。私はこの現象を「リンの降臨」と密かに名付けています。

リンちゃんは私を振り向きながら先に走り、「お父さん先に行くよ。ほら頑張って。」と励ましてくれているの。次第に涙が込み上げて来る。「リンちゃんありがとう。でも全然ダメだ。」と力が入らない。

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ゴールをしてみたら5時間2分。自分の時計では4時間51分。この差はスタート地点までの時間差と、トイレタイムで時計を止めていたから。

とにかく昨年よりも30分ほどタイムは縮めたもののやりきった気持ちになれなかった。昨年よりトレーニングをして、それでもこれかよ、と自分を責める。

ただ自分の力が少しついたな、と思ったのは足が痛かった割には引きずるほどになっていないこと。昨年は階段が登れなかったけど、今年は全然そんな事はない。ダメージが少ないということ。逆に考えるともっと頑張れたのか。

しかしこれ以上のタイムを出せる気がしない。仕事をしながらランニングのトレーニングの比率を高めるなんて考えられない。早朝会議は週に2回ほどあるし、9時前に帰宅はなかなか難しい。年末はギターの発表会があるので朝と夜はギター弾きたいし、週末試合があればサッカーに関わっていたい。

いったい記録の良い皆さんどうしているのでしょうか?よきアドバイスをお願いします。

来年はたぶん東京マラソンにチャレンジします。チャリティーです。今回ランニング仲間と話していて、「京都に移動してきて、ホテル代を払い、外食をして結局10万円近く使ってるよね。」と言われて「なるほど、そういう考え方もある」と妙にチャリティー10万円について納得をしたのです。チャリティーはちゃんと使い道が支援の為になされているし、そう考えると「なんで10万円」と聞かれたときに答えられる。うん、そうしよう。

と疲れているのに前向きな私です。

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