« 京都マラソン2012(概要) | トップページ | 京都マラソン2012 10キロ〜20キロ »

2012年3月20日 (火)

京都マラソン2012 スタート〜10キロ

スタートしてまず感じた事は「暖かい」でした。

前日が寒く、早朝も寒かったため重ね着をしていました。一番上には薄手のウィンドブレーカー。背中にじっとりと汗をかき始めます。このウィンドブレーカーを「いつ脱いでしまおうか」と30分ほど悩みました。

ほどなく桂川に行き着きます。すると右側に大きな顔が見えてきました。

Kyoto201205

京都嵯峨芸術大学のビルで選手を元気づけようとしたアートです。翌日の京都新聞でその内容を読んだのですが、学生が様々な顔を撮影して、そのうちからマラ ソンランナーを元気づけるような顔を選んで大きく引き延ばしたということです。遠くからもよく見え、とても元気づけられました。

Kyoto201206

屋上では手を振って応援。思わずこちらも手を振り返します。これはとても素晴らしい試みだったと思います。

そのまま桂川沿いを走ると渡月橋が見えてきました。この時点ですでにウィンドブレーカーは脱いでいます。100キロマラソンも普通にこなす、京都の友人が前日に「暖かくなってもウィンドブレーカーは持って走った方が良い。後半になると、明日の天候では雨も予想される。もし走れていればいいけど、ペースダウンしたら体が冷える。」と教えてくれたので、ベルトにはさんで走りました。

Kyoto201207

そんな状況でしたが、写真を取ろうと歩道に上がったらウィンドブレーカーは消えてなくなっていました。きちんとたたまずに挟んだだけだったので落としたようです。

大会ボランティアの方々は気軽にシャッターを押してくれます。気温は8度ぐらいでしょうか。風もなくこれは厚着ですよね。後々響いてきます。

写真では分かりにくいのですが、右肩に紫色のリボンをしています。これは被災者ランナーがつけるもの。私は震災枠だったのでつけさせていただきました。しかし、100名ほどいらっしゃるはずの被災者ランナーですが、このリボンをつけた人はついに見つけられませんでした。リボンをしていても、特に周りの方も何なのか理解されていないようで、ここはプロモーションの仕方に課題があったと思います。

Kyoto201208

渡月橋を目の前にして右折します。そうすると線路を2つ超える事になります。もちろん坂があります。

3月11日に開催された京都マラソンですが、ゼッケンに「3.11 忘れない」「一歩ずつ前へ」「今 私にできること」の3つのメッセージがランダムに印刷されています。我々ランナーは前を走るランナーのゼッケンにあるこれらのメッセージをずっと見ながら勇気づけられるのです。疲れて来ると思考能力がなくなって来ますが、このメッセージは視覚的に入って来るのでずっと意識をすることになりました。

ほぼ10キロ地点の場所に給水所があります。そこで起こったハプニングが写真です。

Kyoto201209

突然止まったのです!ランナーが次から次へと押し寄せてくる中、一歩も進めないのです。何が起こったのか全く分かりません。結局4、5分ほど足止め状態となりました。私は「こんな時は時計を止めればいいか」と、まぁ憤る事はありませんでしたが、皆さん気分的にはイライラしていたでしょう。

そこに現れたのが森脇選手。

Kyoto201210

どこからか台を調達したのか、皆さんを励まし始めました。彼のおかげで場は和み、止まっている時間を少し忘れさせてくれたのです。彼とはほとんど同じタイムで走っていたので、いかにランナーの皆さんの励ましになったかがよく分かりました。素晴らしいです。

5時間ほどのゴールタイムですが、彼自身はたぶん3時間ほどで走る力があるのでしょう。時折止まって励ましたり、追い抜きざまに声をかけたり。とても献身的でした。

後ほどこの途中ストップの原因を調べたら、40代の男性が心肺停止状態となり、緊急車両を通すためだった事を知りました。京都マラソンコースは狭い箇所が多く、「緊急車両出動の場合はそちらを優先」する旨が書かれています。

今回の大会では亡くなった方はいらっしゃらないとの報道もあり、おかげで助かったのでしょう。結果的には良かったと思います。

しかし課題はそれをランナーに知らせる方法が徹底されていなかったことでしょう。ボランティアの方々が体を張ってランナーを止められていらっしゃった事は大変だったと思います。ここで拡声器でも使って理由を説明すれば、イライラする人、怒鳴る人、制止を振り切る人などは出なかったでしょう。

|

« 京都マラソン2012(概要) | トップページ | 京都マラソン2012 10キロ〜20キロ »

ランニング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 京都マラソン2012(概要) | トップページ | 京都マラソン2012 10キロ〜20キロ »