« Plumpjack Cafe | トップページ | サンフランシスコのチャイナタウンでベトナム料理 »

2008年12月 4日 (木)

シスコ ブリーフィングセンター

Sanjose026 

今回の出張の最大の目的は、シスコシステムズ本社のエグゼクティブ・ブリーフィング・センター(通称EBC)で様々なテクノロジーやソリューションを体験し、学ぶことである。

写真は本社ビルの1階にあるEBCの一部。

サンノゼ市でシスコを訪問すると、その規模の大きさに圧倒される。広大なキャンパスは一つの街が入りきるほどで、50ほどのビルディングが配置され、ビル間の移動は車を使わないとできない規模なのだ。

Sanjose027

この地図の四角い部分がすべてビルディングで、古いビルはA~Qまで、新しいビルは1~32まで番号が割り振られており、その一つのビルが本社でビルディング10と名付けられている。

EBCはシスコのお客様とのエグゼクティブな関係を構築し、また皆様に最新情報を提供するための会議設備とデモセンターを持っている。本社ビルにこのセンターがあるのは、顧客中心主義のシスコらしいはからいで、CEO以下、上席の役員がすぐにこのセンターに降りてきて(オフィスは4,5階でEBCは1階)お客様と接することが出来るように考えられている。

このEBCには毎日世界各国からのお客様をお迎えしているが、大小様々な会議室が準備され、ほぼ毎週のように日本からのお客様もいらしている。

数ヶ月行かないと何か新しい発見があり、今回の発見はこれ。

Sanjose028

奥に人が座っているのがわかるだろうか。実は人がいるのではなく、ディスプレイが設置してある。

    Sanjose029_2

彼はコンシェルジェ。このキャンパスでお客様向けに様々な要望にお応えする役割で、たとえばリムジンの手配やレストランの予約など様々な対応をしてくれる。彼は自席にいるのだが、テレプレゼンスというテクノロジーを使ってハイビジョンパネルでネットワークを介してサービスを提供している。

この前に立って「ハイ!」と言うと彼の側でもディスプレイがあり、そちらを見て「ハイ!」と返事をし「何かお手伝いをしますか?」と聞いてくれるのだ。実はこのサービスのきっかけは、夫の転勤で遠くに引っ越さなくてはならない秘書にやめてもらいたくないエグゼクティブが、遠く離れたオフィスから彼に秘書サービスを提供できるように設置したこと。その秘書がもといた席にパネルとカメラが設置され、あたかもそこにいるように会話をして会議の設定など普通に仕事をお願いしている。

テレプレゼンス自体はもっと規模の大きいバーチャル会議システムだが、こういった様々な応用が検討されている。

当日のEBCの内容をお伝えすることは出来ないが、金融や小売業での最新テクノロジーを応用した新しいサービスなどの事例研究や、データセンターにおける仮想化のテクノロジーと構築のための方法論などが主な内容だった。

シリコンバレーに来てみると、テクノロジーが凄いスピードで進化していることを目の当たりに出来る。日本にいてうかうかしていると、あっという間に引き離されてしまうという不安にさいなまれるのだ。だから出来るだけチャンスを見つけてこの地に来ようとされる企業エグゼクティブの方々は多い。

シスコにいると、そういったテクノロジーを真っ先に取り込んで働き方をドンドン変えようとしている姿勢が分かる。自分のテクノロジーにこだわらず、常に最先端のテクノロジーやソリューションに目を光らせているからこそ、競合他社が追いつくことの出来ない新しい分野の開拓を積極的に出来ているのだと思う。

|

« Plumpjack Cafe | トップページ | サンフランシスコのチャイナタウンでベトナム料理 »

シリコンバレー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Plumpjack Cafe | トップページ | サンフランシスコのチャイナタウンでベトナム料理 »