« プレミアム戦略 | トップページ | 那須ちふり湖カントリー »

2008年8月 1日 (金)

初オペラ:トリスタンとイゾルデ

昨日、午後から休暇を取って、生まれて初めてオペラを観に行きました。なんたってワーグナーのオペラ、長いです。一幕75分で合計三幕あるのです。午後3時に始まり、休憩を挟みながら終わったのはなんと午後8時半。

私のクラッシックの師匠(実は理髪店の経営者)は「初めてのオペラでワーグナー観に行くのは狂気の沙汰だ。まずはヴェルディとかプッチーニからでしょ。最初からワーグナーに行くとオペラ嫌いになる可能性があるよ。」と諭されていました。

結果...素晴らしい!感動しました。この75分X3幕をほぼ飽きることなく集中して観ることが出来たのです。

Classic001

パリ王立オペラは設立が1669年のルイ14世の時代にまで遡り、その歴史にあぐらをかくことなく、現代風に様々な取り組みをしています。今回は映像とのマッチングをかけており、ワーグナーを古典的(?)に演奏しつつも、後ろのスクリーンに大きな現代映像が写し込まれています。

一幕目はその映像がちょっと解釈が難しい...男女が同時に衣装を脱ぎ捨ててしまう。そして水桶に顔をつけたり、正座して上から水をかけられたり...。

二幕目はトリスタンとイゾルデが王の目を盗んで密会し、歓喜の歌が素晴らしい。映像も徐々に落ち着いたイメージで、演目とわかりやすくマッチングしてくる。

三幕目は再会の間際に死んでしまうトリスタンに対して、じっと悲しみを歌い込めるイゾルデ。

すべてが舞台の上ではなく、時に3階の客席(袖側)から歌い、トランペットが鳴り、様々な工夫がなされていた。

事前に映画のDVDを観て予習していたのですが、シナリオは違っていた。映画は短時間で観客を引き込むためにかなりの脚色がなされているのでしょう。初オペラなので常識がない私ですが、とにかくこの長い時間をたった6名、実際は70%ほどが2名によって歌われるという演奏する側も観劇する側にも忍耐が必要な演目。しかし力強さに圧倒されて、あっという間の数時間。

理髪店の師匠には悪いけど、ワーグナーから入った私はちゃんとオペラファンになったわけです(笑)。

次は何を観ようかな....

|

« プレミアム戦略 | トップページ | 那須ちふり湖カントリー »

クラッシック音楽」カテゴリの記事

コメント

ワーグナーのオペラは音楽が壮大でいかにもドイツ!という感じで「音楽だけは」好きでした
というのも、20代の前半で何度か観て、ドイツで観たときなど、字幕がないから意味がわからず、ひたすら長く、いくら音楽が良くても…こっくりこっくり…
ワーグナーの音楽で寝るなんてすごい!と言われました。
オペラ嫌いにはなりませんでしたが、彼のオペラはあまり観にいく気になりません。今なら全編観られるのでしょうか。

こちらは安いのに、めったに観に行きません。もったいないですね。でもプッチーニがあると行きたいな、と思います。トゥーランドットかトスカがいいな。
オペラ好きの友人はアイーダを観ろ!と言われました。

それにしても次々と新たな楽しみが増えますね。
人生を楽しんでいらっしる!素晴らしい!

投稿: まりぼん | 2008年8月 2日 (土) 17:03

やはり日本語訳が出るから観られるのですよ。これがないとかなりの予習をしておかないと大変なことになると思います。
ニューヨークでメトロポリタンオペラに行こうと思ったのですが、そこが気になって結局まだ行っていません....

投稿: ブーレ | 2008年8月 5日 (火) 23:33

あ、NYなら大丈夫じゃないですか?
ロンドンのロイヤルオペラはちゃんと英語で字幕が出ますから、たぶんNYも英語で字幕が出ると思います!

投稿: まりぼん | 2008年8月10日 (日) 07:43

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« プレミアム戦略 | トップページ | 那須ちふり湖カントリー »