« タベルナロッサーナが閉店します | トップページ | すべては音楽から生まれる »

2008年3月28日 (金)

頭がよくなるクラシック

樋口裕一著

Book08

樋口さんは「自分は頭のいい方の部類」と断った上で「クラシック音楽が好きだから頭のいい人になったのだ」と断言されている。後日感想を述べる茂木健一郎「すべては音楽から生まれる」と言い方は全く異なるけど同様の事を述べてる。

クラッシック音楽の形式は人間の思考プロセスと同じで、たとえば小論文の型は「ソナタ形式」そのものだ、としてご自分の論文の構成をソナタ形式とほぼ同じ展開にされているそうだ。

小論文は1問題提起 2意見提示 3展開 4結論 という流れにしており、対してソナタ形式は1主題提示 2展開部 3再現部 4コーダ(結尾部)。また音楽を理解しようとして作曲された時代の背景や歴史を学ぶきっかけが作られるという副産物も生まれるとのこと。

本書では初心者向けに、これを聴いて、これが好きなら次にはこれ、という形で似たタイプの曲をまとめており、初心者ならずとも参考になる。

別な雑誌「一個人」4月号の「至福のクラシック」で樋口さんのインタビューがあり、そこで「マーラーは大嫌い」と断言しているものの、本書ではマーラーについても聴く順番を書かれている。

最後に「ラ・フォル・ジュルネ」での体験をもとに日本の文化の向上についての期待で締めくくられている。今年はシューベルトが特集される「ラ・フォル・ジュルネ」。5月の練習に行われるが行ってみたいと思う。

|

« タベルナロッサーナが閉店します | トップページ | すべては音楽から生まれる »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« タベルナロッサーナが閉店します | トップページ | すべては音楽から生まれる »