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2008年3月16日 (日)

ブーレー(Bouley)

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ハンドルがブーレだったし、以前からいつも予約が取れなかったブーレーです。
一時はシェフのデイビット・ブーレーがニューヨークですごく話題になり、数ヶ月先まで予約が取れなかったらしいですね。一度店をたたんでから、また再オープンをしました。今回はオーランドから電話をして予約をしてみました。7時に入れようと思ったらなんと5時半か10時半しか空いていないとのこと。それは5時半でしょ、ということでいざ出陣です。


地下鉄のChambers駅から歩いて1分のところにあります。
入り口は重厚なドア、よいしょ、とばかりに開けるとリンゴ、リンゴ、リンゴ!
200個はあるでしょう。甘い香りに包まれながら向かい入れられます。

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赤い部屋と白い部屋があるようです。赤い部屋に入りましたが照明はスタンドとテーブルはすべてロウソクのみ。同僚の男二人でなんとなく気後れしますが...まぁ我々は客だし。土曜日なので蝶ネクタイをした子供を連れた家族なんかもいて、このカルチャーはうらやましい限り。そういえば少年の頃は何かあると蝶ネクタイをしてベレー帽をかぶっていましたよ。別に高貴な家柄ではなく、みんなそうしていました。

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まずは何か飲みますか?ということでシャンパンを頼みました。Duval-LeroyのBrut。ここはアメリカ、なみなみと注いでもらい、結局このグラス一杯ですべて対応できました。ちなみに前の晩に行ったバーで頼んだバーボン・ソーダ割りですが、日本で言えば「トリプル」ぐらいの量で、ソーダーがついでみたいで濃すぎて飲めない。たくさん入れてくれるのはありがたいけど、これぞアメリカ。

アペタイザーは「Return From Chanmai(チェンマイからの帰還)」という不思議な名前。理由わかりません。オマールエビかカニか、しっかりとしています。周りは生ハム。割と大味。ちなみに同僚は卵のなんとか...どこに卵あるの?というとこの卵の白身の泡の下にポーチドエッグが沈んでいました。

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メインはカレイです。これも白身の泡にくるまれ、パールオニオンとマイタケが添えてあります。これ、そのまま。どういう事かというと、そのまま魚をグリルしてバターソースでソテーして卵の泡を載せただけ。素材も大味。これがニューヨークの話題を席巻したデイビット・ブーレーの作品ですか?雑誌にもカレイは逸品だと書いてあります。だから頼んだのに。本当?いやはやびっくり、そして興ざめ。

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ところで隣のテーブルはとても接近していました。キャリアウーマン(死語ですね)が3人で「私のクライアントがロンドンのアップルでどうたらこうたら」話しているのが全部聞こえてしまいます。こっちは日本語だから何言ったって分かりゃしないけど。ちなみにアペリティフは大振りのマティーニ、ワインはシャサーニュ・モンラッシュ200ドルなり、をオーダーされていました。皆様お肉をガツガツ召し上がっていました。さすがニューヨーク。大きな声で盛り上がり、高いワインをド~ン、と行きます。

そういうわけで期待が高かった分そのギャップに戸惑ったのは事実です。その戸惑いを吹き飛ばしたのがなんとデザート。これまでデザートは絶対にパスしていたのですが、前にも書いたようにアルコール控えてから食べるようになった。今日もシャンパン1杯ですからね。

まずは頼んでもいないのにソアベが来ました。甘みはなく酸味のみ。そして頼んだチョコレート・ブリオッシュとアイス。なんか一昨日食べたデザートと似てるなぁ。しかしこのブリオッシュ、すごく旨い!見た目ほど甘くないしチョコが溶ろけていて口の中に広がります。よ~し、これでメインディッシュの不満はチャラだ。

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そういえばAQUAVITでデザートがこれでもか、と出てきた話をしていたら、なんとまた出てきたではありませんか。頼んでないですよ、もちろん。あまりにタイミングがいいので笑い出したら、サービスの男性が「これで最後だから」と言い残しました。

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有名店だけに一工夫を期待していましたが、NYってこんなものか、と先入観が出来てしまいまいした。で感じたこと。東京のフランス料理のレベルは極めて高い。NYの話題の店にこれまで何軒が行きましたが、どれも大味です。東京万歳。

http://www.davidbouley.com/

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コメント

こちらのお店、昨年、ランチで伺いました。雰囲気のあるよいお店ですね。ただ、総じてNYの有名フレンチは大味という意見に賛成です。

投稿: uge | 2008年3月16日 (日) 10:59

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