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2008年2月 5日 (火)

宮本輝:天の夜曲

Book200801

宮本輝、流転の海 第四部 「天の夜曲」を読了。今のところ五部作とも六部作とも言われているが、内容が濃い作品なので一気に読まず、半年に1部ずつのペースで読んでいる。

本作では主人公の熊吾がビジネスで失敗し、また生活面でも苦難を強いられる場面が多く、これまでの作品のように、這い上がる力強さより、地べたで耐える姿が描かれている。

殺しても死なない熊吾がこれほどにも苦労をし、家族と離れて無理難題を解決しながら少しずつ浮上していく。しかしまた災難が降りかかり、熊吾特有の忍耐強さと判断力で生き渡っていく様は共感を呼ぶ。

この四部までに20年かかって執筆されており、昨年五部が刊行されたばかり。もちろん購入をしているが、本棚に積んであり、また忘れた頃に読み始めるつもり。

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