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2008年1月17日 (木)

2008年のNRFはDigital Singage

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NYにはNRF(National Retail Federation)のイベントで来ています。世界最大の小売業向けのテクノロジーの展示会&セミナー。昨年もレポートしました。http://bourree.cocolog-nifty.com/cavatina/2007/01/nrf2007.html

Ny154 今年の流行はずばり「Digital Signage(デジタル・サイネージ)」です。簡単に説明すると、お店などに大型のフラットパネルのディスプレイを設置して、お客さん向けに情報提供をするもの。これまでは単純にビデオを流していましたが、このソリューションで主には次の特徴があります。

・ネットワークでつながっている
・数多くのディスプレイが接続されている
・中央制御でコンテンツを状況に応じて流す
・必ずしもすべてが同じ内容ではなく、地域や時間、売り場によって内容を変える
・時間やコンテンツを中央で設定して自動的にネットを通じて配信される
・静止画だけでなく動画も可能

この技術はすでに数年前にアメリカの全国チェーンの衣料品販売店で使われていた実績がありますが、ここに来てネットワークがブロードバンド化し、またディスプレイの値段が劇的に下がったことにより普及の兆しが出てきました。この写真で言うと、上がお店に出すディスプレイで、下に制御の情報が出ています。

同じ衣料品小売りでもアメリカは広く、更に時差があります。冬でも暑い地域もあれば夏でも寒い地域がある。そういった地域や時間差の状況を考えて、コンピューターに配信する衣料品の宣伝となるコンテンツを登録すると、自動的にネットにつながっているディスプレイに配信されていく仕組みです。

また日本ではコンビニのレジがお客さんに向かってレジ待ち時間に広告などの情報をディスプレイしていますが、あれもその一種です。そういう意味では日本は小型分野では最先端と言えるでしょう。

今年のNRFでは至る所にこのソリューションが展示されていました。また特徴はイタラクティブ、つまりタッチパネルになっていて、顧客が自分の欲しい情報を得ることが出来る技術や、IP電話やカメラと連動してコールセンターにつながり、専門家と商品の相談などをすることが出来る双方向技術も使われています。

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これはGoogleマップと連動しています。地図が出ていますが、指でなぞると地図が移動したり、ズームしたり、タッチするとその場所の観光用の写真が表示されたり。

これまで小売店にあったキオスク端末よりも大型で動作も早く、ユーザーにストレスを感じさせないのが特徴です。

まだテクノロジー先行の感があり、用途については様々考えられます。アイディア次第で顧客満足度の向上が図られることが期待されています。

<続く>

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