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2007年5月21日 (月)

ハンブルグ北ドイツ放送交響楽団

先日、オペラシティーにてハンブルグ北ドイツ放送交響楽団のブラームス交響曲第3番と第1番を聞くことができました。

指揮はクリストフ・フォン・ドホナーニ。このオーケストらは1945年に設立されました。北ドイツのハンブルグはなにしろブラームスのお膝元。つまりブラームスを演奏するのにこのオーケストラほど適任な楽団はない、と思われるのです。オペラシティーは大きなオーケストラには少し窮屈そうに見えます。

演奏は第3番から始まりました。演奏が始まった瞬間に感じたことは「きれい」ということ。調和がとれたとてもまとまりのある音です。ただ全体的に第3番は気迫やおもしろさに欠けると感じたのは私だけではないと思います。というのも左右、前後、気持ちよくなって眠ってしまっている方々が目につきます。私もうとうと...その中では第3楽章の美しさは際だってよかった。ドホナーニは情緒的に美しく歌わせている。前半のすべてはここにありました。第4楽章では躍動的に演奏され、特にほぼ正面にいた私にはチェロの躍動的な動きが視覚的にも楽しませてくれました。

20分間の休憩の後、第1番です。先ほどの構成と少し違います。正面のチェロの演奏者が替わっていたのですが、よく見るとコンマスも替わっています。演奏は前半とは全く異なるオーケストラのよう。

美しく荘厳に音楽が響き渡ります。演奏者の自信がみなぎっており、第1楽章から最後まで息つく暇もなく、こちらも緊張してすべての音を聞き逃すまいとしています。前の席の女性はずっと体を音楽に合わせて動かしています。

第2楽章の最後に訪れるバイオリンのソロ。甘く柔らかく、なんて美しいのだろうか!

第3楽章からそのまま一気に第4楽章に突入。おおらかに美しく、威厳を持って聴衆を魅了する。そのあまりの素晴らしさに鳥肌が立つ。弦だけでなく管も美しい。

拍手は鳴りやまず、何度も指揮者を登場させアンコールはスラブ舞曲。

今年一番のコンサートでした。

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コメント

ブラームスの一番はよいですね。荘厳で。これ行きたかったのですが、行けずじまい。このオケのフルート奏者に師事している知り合いがいます。

投稿: uge | 2007年5月22日 (火) 02:54

おぉ、素晴らしい先生をお持ちの方がいらっしゃるのですね。

投稿: ブーレ | 2007年5月22日 (火) 11:39

知り合いはうちの嫁のフルートの先生でして(苦笑)。私もまたギターをちゃんと弾きたいと思うようになりつつあります。

投稿: uge | 2007年5月23日 (水) 01:44

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