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2006年9月10日 (日)

ブレゼ城とワイン

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トゥールから車で小一時間行ったところにあるChateau Breze(ブレゼ城)です。
歴史があるのは言うまでもないのですが、建築については特徴があります。それはその時代時代の特徴を活かしているのではなく、建築、修復の度に敢えて「過去」の建築様式にしてしまった、ある意味模倣の建築様式になっているのです。たとえば古くない時代にネオゴシックの建築をしてあったり。でも全体として調和の取れたお城です。

現在も修復は続いている、というのが古い通常のお城です。このブレゼ城は6年前から一般公開され、約15万人が訪れました。8ユーロほどの入場料ですが、その資金でお城の修復と建築をしています。印象的だったのは、予算がなく放っておかれた一部を、現代になって「建築」しているということ。
古いお城の持ち主はいずれも資金難に泣かされていて、一般公開あるいはホテルとして開業してなんとか資金を確保する、という涙ぐましい努力を続けなくてはなりません。

お城の中はまったく写真が撮れませんでした。撮影禁止の理由は、古い調度品(16世紀など)やお城の内部が知られることにより、万が一盗みが入った場合には保険金が出ないということらしいです。これも厳しい現実です。

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さてこのシャトーでは葡萄畑を持っており、ワインも作られています。
赤ワインとスパークリングが中心となっています。
美味しかったのはカベルネフランの赤のスパークリング。見た目は赤ワインなのでちょっと重たい印象があったのですが、口に含むとさわやかな酸味と旨みのあるワインでした。なにより後にひかない、スッと喉越しに消えていく爽やかさ。赤のスパークリングは買いでした。

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ブレゼ城: http://www.chateaudebreze.com/

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ちなみにこのお城は戦闘時のために岩をくりぬいた地下室があります。有事の際には地域住民が何ヶ月もここにこもって生活をしたそうです。そのためパン焼きの施設やキッチン、ワインを作る設備まであるのです。結局一度も外的に落ちることなく現在に至っているというお話しです。

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ところでこのお城はいわいる観光地から少し離れています。パリからのツアーだと少し不便であるため、特に日本人観光各は全くと言っていいほど来られません。美しく、歴史的な展示物もあり、そしてワイン、行かないてはないですよ。

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