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2006年5月24日 (水)

ジャクリーヌ・デュ・プレの映画

週末に風が強く予定がキャンセルされたので、前々から購入してあって気になっていた「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」をDVDで観ました。

とある方からデュ・プレのチェロ協奏曲集をお借りしてからはまってしまったのです。特にドボルザークの協奏曲を聞いたときには鳥肌が立ちました。

映画ではもちろん役者を使っているので違和感はありますが、やはり本人の演奏や栄光、というよりは家族や自分が抱えている様々な背景や、表には現れない問題が中心になってしまうのですね。デュ・プレがどうやって成長したか、どこで演奏をしてどんな評価を得たか、などを期待していたのに、孤独に演奏をして「壊れていった」彼女が描かれていて寂しいかった。更に夫のバレンボイムの裏切り。

これを観てからというもの、バレンボイムの指揮やピアノを聞くのがためらわれます...まぁ決して高い評価ではないものも多いですし....

事実かどうかは別として、演奏のファンが期待したものとは違った出来映えなのでしょうね。すくなくとも私には。

ただ映画としての価値はこれで高いのかもしれません。重いがすれ違いながらも深い姉妹の愛で締めくくられるエンディング。

DVDを観てからというもの、映画で使われているエルガーの協奏曲を聴くとなんだか重い気分になってしまいます。彼女の人生を象徴するかのような....

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1998年 イギリス 2000年1月公開 原題:Hilary and Jacki [続きを読む]

受信: 2006年6月 5日 (月) 14:20

» 散り際の薔薇  ジャックリーヌ・デュ・プレ [CURIOUS MAMA の レビュー&エッセイ]
バトンでお騒がせした泉さんのブログで「ジャクリーヌ・デュ・プレ」という名の薔薇を見ました。 先日、なくなったロストロポーヴィッチにも師事したイギリスのチェリストの名前です。 フルートの神童と言われた、姉のヒラリーのように両親から愛されたいという幼い願望か..... [続きを読む]

受信: 2007年5月11日 (金) 11:51

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